【9月29日 AFP】イタリア・セリエAのジェノア(Genoa CFC)は28日、選手とスタッフ合わせて14人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと発表した。

 陽性が確認されたGKマッティア・ペリン(Mattia Perin)とMFラッセ・シェネ(Lasse Schone)は、ナポリ(SSC Napoli)に0-6で敗れた27日のリーグ戦を欠場。その試合後、新たに12人の陽性が判明した。

 ジェノアは発表文の中で「本日行われた検査の結果、選手とスタッフを合わせ、新型コロナウイルスの陽性反応者は14人に増えた」と記した。

 陽性反応者のうち10人は選手で、残り4人はチームスタッフだと同国メディアは報じている。

 また、ジェノアの発表の直前には、同じジェノバ(Genoa)を本拠地とするライバルのサンプドリア(Sampdoria)も、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)から新加入したケイタ・バルデ・ディアオ(Keita Balde Diao)が陽性だったと明かした。

 サンプドリアによれば、ケイタ・バルデは移籍に伴うメディカルチェックで「弱陽性反応」が出たものの、それ以外に問題はなかったという。

 メディカルチェックを受けるために28日にジェノバ入りしたケイタ・バルデについて、サンプドリアは「『チームグループ』と接触しておらず、現在自主隔離していることが明確になっている」と続けた。(c)AFP