【9月28日 AFP】20-21イタリア・セリエAは27日、第2節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は退場者を出しながらもクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の2得点でASローマ(AS Roma)と2-2で引き分け、なんとか勝ち点1をものにした。

 敵地スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)でヨルダン・ヴェレトゥ(Jordan Veretout)に2ゴールを許し、アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)が退場となったユベントスは、1人少ない状況で1-2とリードされていた。

 しかし69分、ロナウドが打点の高いヘディングで同点弾をマークし、ユベントスはアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)新監督の下での初黒星を免れた。

 31分、ラビオのハンドによって与えたPKをヴェレトゥに決められ、苦戦を強いられたユベントスは、前半終了間際にロナウドの同点弾で試合を振り出しに戻した。直後にはまたもヴェレトゥに勝ち越しゴールを決められたものの、ロナウドのヘディングで再び追いついた。

 ユベントスへの移籍が失敗に終わったローマのエディン・ジェコ(Edin Dzeko)は、前週に行われたエラス・ベローナ(Hellas Verona)とのアウェーゲームを欠場していたが、この試合で先発に復帰。ローマが登録されていない選手を起用したため、0-0で終了した開幕戦は没収試合となり、3-0でベローナの勝利扱いになった。

 一方、ジェコの代わりにスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)から前週ユベントスに加わったアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)は、この日の試合で初先発を飾った。(c)AFP/Emmeline MOORE