【9月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は99万8463人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3291万5550人の感染が確認され、少なくとも2257万4500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 26日には世界全体で新たに5529人の死亡と29万9285人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1124人。次いで米国(871人)、ブラジル(869人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万4499人が死亡、707万9689人が感染し、少なくとも275万459人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万1406人、感染者数は471万7991人。以降はインド(死者9万4503人、感染者599万2532人)、メキシコ(死者7万6243人、感染者72万6431人)、英国(死者4万1971人、感染者42万9277人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの97人。次いでベルギー(86人)、ボリビア(67人)、スペイン(67人)、ブラジル(67人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5351人、回復者数は8万541人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が34万421人(感染916万3938人)、欧州が22万9771人(感染524万9793人)、米国・カナダが21万3801人(感染723万1278人)、アジアが13万4217人(感染786万3208人)、中東が4万4280人(感染192万1513人)、アフリカが3万5022人(感染145万4323人)、オセアニアが951人(感染3万1506人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP