【9月26日 AFP】中国南部、広東(Guangdong)省東莞(Dongguan)市にある同国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)の研究施設で25日、大規模な火災が発生し、焼け跡から3人の遺体が見つかった。地元当局が明らかにした。

 火災があった建物は、東莞市松山湖(Songshan Lake)の産業開発地区で建設中だった。中国中央テレビ(CCTV)は、火災で黒煙を上げる建物の映像を放送した。地元の消防は、消防隊員140人が出動して火を消し止めたと発表した。

 当初、建設作業員は全員避難したと報じられていたが、政府は同日、「鎮火後に消防隊員らが徹底的に捜索したところ、建物内で3人が死亡しているのが発見された」と発表した。政府によると、死亡した3人は工業団地管理会社の従業員と確認された。

 ファーウェイは、同省深セン(Shenzhen)市に本部があるが、深センに近い東莞市にも大規模な施設群を持っている。(c)AFP