【9月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は97万8448人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3197万5020人の感染が確認され、少なくとも2189万1500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 23日には世界全体で新たに6318人の死亡と30万4210人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1228人。次いでインド(1129人)、ブラジル(869人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万1910人が死亡、693万4233人が感染し、少なくとも267万256人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万8977人、感染者数は462万4885人。以降はインド(死者9万1149人、感染者573万2518人)、メキシコ(死者7万4949人、感染者71万49人)、英国(死者4万1862人、感染者40万9729人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの97人。次いでベルギー(86人)、スペイン(66人)、ボリビア(66人)、ブラジル(65人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5314人、回復者数は8万513人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が33万403人(感染894万4819人)、欧州が22万7862人(感染506万966人)、米国・カナダが21万1189人(感染708万1746人)、アジアが13万109人(感染756万4259人)、中東が4万3430人(感染186万1008人)、アフリカが3万4521人(感染143万902人)、オセアニアが934人(感染3万1321人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP