【9月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は97万1677人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3167万6930人の感染が確認され、少なくとも2164万1500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 22日には世界全体で新たに5916人の死亡と30万9117人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1085人。次いで米国(838人)、ブラジル(836人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万818人が死亡、689万7945人が感染し、少なくとも264万6959人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万8108人、感染者数は459万1604人。以降はインド(死者9万20人、感染者564万6010人)、メキシコ(死者7万4348人、感染者70万5263人)、英国(死者4万1825人、感染者40万3551人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの96人。次いでベルギー(86人)、スペイン(66人)、ボリビア(66人)、ブラジル(65人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5307人、回復者数は8万505人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が32万7821人(感染887万807人)、欧州が22万7130人(感染500万421人)、米国・カナダが21万87人(感染704万3878人)、アジアが12万8442人(感染746万7107人)、中東が4万2933人(感染184万80人)、アフリカが3万4332人(感染142万3382人)、オセアニアが932人(感染3万1260人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP