米国のコロナ死者、20万人に 大統領選控え批判高まる
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【9月23日 AFP】(更新)米国の新型コロナウイルスによる死者数は22日、20万人を超えた。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の再選をかけた大統領選を1か月半後に控える中、死者数は新たな大台に乗った。
米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の集計によると、米国での死者数は20万5人、感染が確認された人の数は686万人となっている。
米国の死者数は数か月にわたり世界最多となっている。死者数が2番目に多いのはブラジルの13万7272人、3番目はインドの8万8935人。米国の人口は世界の4%だが、死者数は世界の20%を占める。
米国での死者増加を受け、11月3日の大統領選に向けた最大の試練であるコロナ対策でのトランプ政権の落ち度を批判する声が上がっている。民主党の大統領候補ジョー・バイデン(Joe Biden)氏は21日、「過去半年にわたるトランプ氏のうそと無能さのせいで、史上最も深刻な部類に入る米国民の命の損失が起きた」と非難した。(c)AFP