【9月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は94万1473人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2991万4290人の感染が確認され、少なくとも2013万1400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 16日には世界全体で新たに5954人の死亡と28万2592人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1132人。次いでブラジル(987人)、米国(968人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万6831人が死亡、663万1561人が感染し、少なくとも252万5573人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万4106人、感染者数は441万9083人。以降はインド(死者8万3198人、感染者511万8253人)、メキシコ(死者7万1978人、感染者68万931人)、英国(死者4万1684人、感染者37万8219人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの94人。次いでベルギー(86人)、スペイン(65人)、ボリビア(64人)、ブラジル(63人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5223人、回復者数は8万448人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が31万6572人(感染848万585人)、欧州が22万3326人(感染466万226人)、米国・カナダが20万6064人(感染677万982人)、アジアが12万247人(感染685万7575人)、中東が4万1115人(感染173万8023人)、アフリカが3万3253人(感染137万6017人)、オセアニアが896人(感染3万889人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP