【9月11日 AFP】アジア・サッカー連盟(AFC)は10日、新型コロナウイルスの影響で中断されている今季のAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)について、試合日程をさらに延期すると発表した。また、AFCカップ(AFC Cup 2020)は中止が決まった。

 長期の中断を強いられていたクラブ大会を来月に4か国で再開したいと考えていたAFCだが、同日に行われた執行委員会でその案を取りやめることにした。

 AFCのサルマン・アル・ハリファ(Salman bin Ebrahim Al Khalifa)会長は、「サッカー界、ひいてはスポーツ界全体に関わるすべての人にとって困難なとき」とコメントした。

 また、来週からカタールで再開するチャンピオンズリーグの数試合もさらなる延期が決定した。

 AFCは当初、一発勝負の決勝を12月5日に行うと発表していたが、開催日は同19日に変更され、もともと10月中旬から11月上旬にかけて行われるはずだった東地区の試合は、11月15日から12月13日に開催されることになった。

 AFCはすでに、西地区のゲームが今月からカタールで再開され、東地区2グループの試合については来月にマレーシアで行われると発表していたが、他の試合会場は未定となっている。(c)AFP