スウェーデン代表男子が報酬辞退、平等賃金訴える女子チーム支援
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【9月5日 AFP】サッカースウェーデン男子代表チームは4日、男女平等賃金を要求している女子代表チームを支援するために、今年残りの試合は無償でプレーすると表明した。
スウェーデンサッカー協会(SvFF)の窮迫した経済状況を受けて、男子代表チームはウェブサイトで公開したコメント文で、「女子代表チームの交渉がまとまることを可能にするべく、秋の試合に関して全ての報酬を辞退する」と明らかにした。
平等の権利と差別撲滅を促進するスウェーデンの政府機関「平等オンブズマン(DO)」は先月、SvFFが男子チームより低い賃金を支払うことで、女子チームを差別してはいなかったとの裁定を下していた。
スペイン女子1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でプレーするコソヴァレ・アスラニ(Kosovare Asllani)は、3日に自身のインスタグラム(Instagram)アカウントで、平等賃金は「敬意」を示すものであり、スウェーデンははるか昔から男女平等の先進国だと訴え、「男女同権はSvFFの中核でもある」と投稿した。
アスラニによれば、女子チームには男子チームが2018-19シーズンに受け取った報酬の24パーセント分が払われたという。
「私たちがW杯フランス大会(FIFA Women's World Cup 2019)で銅メダルを獲得したときは、男子チームが(W杯ロシア大会〈2018 World Cup〉の)準々決勝に進出した際の10パーセント(の報酬)だった」
これに先立ち、2日にはブラジルサッカー連盟(CBF)がオーストラリア、ノルウェー、ニュージーランドに足並みをそろえ、男子代表と女子代表に同額の給与を払うと発表。すでにイングランドは1月から同様の動きに出ている。(c)AFP