【9月4日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)は3日、今年1月以降の代表戦における出場給に関して、男子選手と女子選手に同一額を支払っていると発表した。

 サッカー界ではすでにオーストラリアやノルウェー、ニュージーランドが代表戦の出場給を同一にすると明かしており、2日にはブラジルもその輪に加わっていた。

 FAは発表文の中で「代表戦における出場給とボーナスに関して、女子の代表選手に男子の代表選手と同一の額を支払う」とコメントした。「この同一賃金は、2020年1月から適用されている」

 2019年3月、現世界女王の米国代表チームは、賃金や労働条件で差別をしているとして同国サッカー連盟(USSF)を提訴。今年5月に連邦地裁にこの訴えを棄却されたが上訴している。(c)AFP