【9月4日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)の父親で代理人のホルヘ(Jorge Horacio Messi)氏が、息子が今季残留する可能性があることを認めたと思われる様子が、スペインメディアの映像で確認された。

 スペインのテレビ局クアトロ(Cuatro)が3日に撮影した映像では、バルセロナにもう1シーズン残ってから、フリートランスファーでチームを離れる可能性を検討しているかという記者の問いかけに対し、ホルヘ氏が「はい」と答えたとされている。

 この様子は、担当弁護士と再び話し合いをするため、ホルヘ氏が駐車場に車を止めた際に撮影されたという。

 アルゼンチン・ロサリオ(Rosario)をたったホルヘ氏は2日、エルプラット空港(El Prat Airport)にあるプライベート・ターミナルに降り立ちバルセロナ入りした。

 街中で記者やテレビクルーに追われ続けたホルヘ氏は、報道陣からメッシの残留の可能性について問われると、「難しい」と返答していた。

 地元メディアによれば、バルセロナのフロント陣は2日、メッシやアドバイザーと2時間以上にわたって話し合ったものの、どちらも自身の姿勢を変えようとはしなかったという。兄を含むメッシ側とバルセロナによる交渉は、さらに行われる見通しとなっている。

 今夏での退団が報じられるメッシについては、アラブ首長国連邦(UAE)の投資グループが経営に参加しているイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)が獲得に興味を示している。(c)AFP