【9月2日 AFP】イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)は1日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)を今夏に退団するのではないかと報じられているFWリオネル・メッシ(Lionel Messi)について、同選手を獲得する計画はなく、契約を結ぶための経済的手段もないと明かした。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)やフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と共に、メッシの移籍先の候補に挙げられているインテルのピエロ・アウシリオ(Piero Ausilio)スポーティング・ディレクター(SD)は、「どこからそんな話が出てき得るのか分からない」と伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)にコメントした。

 この日同国の移籍市場が正式に開く中、アウシリオSDは「メッシをチームに欲しがらない監督や会長はいない。だが、現実は全く異なっている」と続けた。「道理にかなった移籍市場というのが、われわれにとっての現実」

 またアウシリオSDによれば、インテルはASローマ(AS Roma)に所属するDFアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)の獲得に向けて交渉しており、長期にわたってバルセロナから関心が寄せられているFWラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)は残留することになるという。(c)AFP