【9月4日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3日、新型コロナウイルスの検査で新たに3選手が陽性反応を示したと発表した。PSGでは前日、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を含む3人に陽性反応が出たと報じられており、チームの新シーズン開幕が危ぶまれている。

 これで計6選手に陽性反応が出たことになるPSGはツイッター(Twitter)に、「チーム内の選手を対象とした新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の最新の検査により、新たに3人の陽性が判明した」と投稿した。

 最初に陽性反応が出たのはネイマール、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)、レアンドロ・パレデス(Leandro Paredes)の3人だと報じられており、その全員がオフの休暇で地中海に浮かぶスペイン・イビサ(Ibiza)島を訪れていた。

 医師・患者間の守秘義務を理由に、匿名でAFPの取材に応じた情報筋が、これら3選手の名前を明かしていた。

 仏スポーツ日刊紙レキップ(L’Equipe)によれば、今回新たに陽性が確認されたのは、同じくイビサ島を訪れていたGKケイロール・ナバス(Keylor Navas)、DFマルキーニョス(Marcos Aoas Correa “Marquinhos”)、FWマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)だという。同チームの選手では他に、MFアンデル・エレーラ(Ander Herrera)もイビサ島にいたとされている。

 PSGは10日にアウェーでランス(RC Lens)とのリーグ初戦を控えているが、試合の開催に関してはますます疑問が強まっている。(c)AFP