【9月4日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9月3日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は86万3679人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2607万4140人の感染が確認され、少なくとも1707万1200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 2日には世界全体で新たに5944人の死亡と26万5250人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1184人。次いで米国(1080人)、インド(1043人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに18万5752人が死亡、611万5030人が感染し、少なくとも223万1757人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万3780人、感染者数は399万7865人。以降はインド(死者6万7376人、感染者385万3406人)、メキシコ(死者6万5816人、感染者61万957人)、英国(死者4万1514人、感染者33万8676人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの89人。次いでベルギー(85人)、スペイン(62人)、英国(61人)、チリ(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5077人、回復者数は8万251人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が28万2980人(感染751万4827人)、欧州が21万6845人(感染406万1430人)、米国・カナダが19万4923人(感染624万4721人)、アジアが10万879人(感染542万7187人)、中東が3万7014人(感染152万6761人)、アフリカが3万316人(感染126万9758人)、オセアニアが722人(感染2万9460人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP