【9月2日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9月1日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は85万1321人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2553万3540人の感染が確認され、少なくとも1763万5900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 8月31日には世界全体で新たに4297人の死亡と26万7187人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの819人。次いでブラジル(553人)、米国(465人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに18万3602人が死亡、603万1287人が感染し、少なくとも218万4825人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万1381人、感染者数は390万8272人。以降はインド(死者6万5288人、感染者369万1166人)、メキシコ(死者6万4414人、感染者59万9560人)、英国(死者4万1501人、感染者33万5873人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの88人。次いでベルギー(85人)、スペイン(62人)、英国(61人)、チリ(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5058人、回復者数は8万208人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が27万7300人(感染735万4798人)、欧州が21万5897人(感染398万8094人)、米国・カナダが19万2758人(感染615万9481人)、アジアが9万8257人(感染524万2623人)、中東が3万6593人(感染150万4235人)、アフリカが2万9815人(感染125万5153人)、オセアニアが701人(感染2万9158人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP