【9月1日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8月31日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は84万7071人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2527万3510人の感染が確認され、少なくとも1635万5100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 30日には世界全体で新たに3698人の死亡と21万7825人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの971人。次いでブラジル(366人)、メキシコ(339人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに18万3068人が死亡、599万7623人が感染し、少なくとも215万3939人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万828人、感染者数は386万2311人。以降はインド(死者6万4469人、感染者362万1245人)、メキシコ(死者6万4158人、感染者59万5841人)、英国(死者4万1499人、感染者33万4467人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの87人。次いでベルギー(85人)、スペイン(62人)、英国(61人)、チリ(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5048人、回復者数は8万177人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が27万5595人(感染727万4452人)、欧州が21万5405人(感染394万3733人)、米国・カナダが19万2222人(感染612万5528人)、アジアが9万7245人(感染516万2032人)、中東が3万6326人(感染149万1382人)、アフリカが2万9585人(感染124万7364人)、オセアニアが693人(感染2万9023人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP