【8月29日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2020)は28日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は4-6、6-4、7-6(7-0)で第8シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)に競り勝ち、決勝に進出した。

 31日にニューヨークで開幕する全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)と同じ会場の隔離環境下で行われた試合で、世界ランク1位のジョコビッチはトレーナーから首の治療を2度受ける場面があった。

 第3セットには3度のブレークを喫しながらも、3時間に及ぶ激闘を制したジョコビッチは、「奇妙な試合だった。どうやって勝てたのか分からない。相手のプレーの方が上回っていた」とコメントした。

 これで今季の通算成績を22勝0敗に更新したジョコビッチは、29日の決勝でカナダのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic)と対戦する。ジョコビッチ戦では10戦全敗を喫しているラオニッチは、もう一つの準決勝で第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)に7-6(7-5)、 6-3で勝利した。(c)AFP