【8月28日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間27日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は82万6512人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2422万9710人の感染が確認され、少なくとも1557万8100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 26日には世界全体で新たに6344人の死亡と26万8230人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1249人。次いでブラジル(1085人)、インド(1023人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万9743人が死亡、582万3685人が感染し、少なくとも208万4465人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は11万7665人、感染者数は371万7156人。以降はメキシコ(死者6万2076人、感染者57万3888人)、インド(死者6万472人、感染者331万234人)、英国(死者4万1449人、感染者32万8846人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの85.3人。次いでベルギー(85.2人)、スペイン(62人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5004人、回復者数は8万46人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が26万6728人(感染695万9939人)、欧州が21万4117人(感染382万7053人)、米国・カナダが18万8870人(感染594万9885人)、アジアが9万2239人(感染480万4150人)、中東が3万5333人(感染144万6424人)、アフリカが2万8614人(感染121万3968人)、オセアニアが611人(感染2万8294人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP