大坂は1回戦で土居と激突 全米OP女子単組み合わせ
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【8月28日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)は27日、女子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、大会第4シードに入った大坂なおみ(Naomi Osaka)は1回戦で土居美咲(Misaki Doi)と対戦することになった。
2018年の全米オープンと2019年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2019)を制した大坂は、3回戦で10代のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)と、準々決勝で第6シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と、準決勝で第1シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)と顔を合わせる可能性がある。
マーガレット・コート(Margaret Court)氏に並ぶ四大大会(グランドスラム)のシングルス最多24勝にあと1勝と迫っている38歳のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、やや難しい組み合わせとなり、同胞選手との対戦ばかりになる可能性がある。
第3シードのセレーナは、3回戦で2017年大会女王のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)、準々決勝では同大会で準優勝に終わった第7シードのマディソン・キーズ(Madison Keys)、準決勝では第2シードに入った全豪オープン現女王ソフィア・ケニン(Sofia Kenin)といった米国勢と当たる可能性がある。
さらに4回戦では、全米オープンの前哨戦に当たる今週のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2020)で苦杯をなめた第15シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)と対戦することになるかもしれない。
過去2年、セレーナは全米オープンとウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)の決勝で敗れており、今年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によってウィンブルドンが中止になった中で、全米オープンは状況を打開するチャンスとなる。
1999年の全米オープンでグランドスラム初優勝を果たし、今年は7度目の大会制覇を目指すセレーナは、1回戦で世界ランク97位のクリスティ・アーン(Kristie Ahn、米国)と対戦し、勝ち上がればモニカ・プイグ(Monica Puig、プエルトリコ)とマルガリータ・ガスパリアン(Margarita Gasparyan、ロシア)の勝者と激突する。
一方、2度の全米オープン制覇を含むグランドスラム通算7勝のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は、第20シードのカロリーナ・ムチョバ(Karolina Muchova、チェコ)との初戦に臨むことになった。ウィリアムス姉妹による直接対決は、準決勝で実現する可能性がある。
トップシードのプリスコバは、1回戦でアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)を迎え、2回戦に進めばキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)とジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)の勝者と対戦する。準々決勝では第8シードのペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)と当たるかもしれない。
31日に開幕する今年の全米オープンは、観客がいない隔離環境下のフラッシング・メドウズ(Flushing Meadows)で2週間にわたり行われる。(c)AFP