【8月25日 AFP】女子テニス、世界ランク69位のカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro、スペイン)は24日、詳細不明な「健康上の理由」で今年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)を棄権すると表明した。

 2016年には自己最高の世界6位まで上り詰めたスアレス・ナバロは、最近はけがとの闘いが続いており、「残念ながら健康上の理由で、全米オープンを辞退しなければならなくなりました」「現時点で試合に臨む準備ができていないので、医師の忠告に従います」と自身のツイッター(Twitter)アカウントに投稿した。

 全米オープンの女子シングルスで2度のベスト8入りの実績を持つ同選手は、すでに今週のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2020)の出場を見送っていた。

 同大会は現在、例年の開催地である米シンシナティ(Cincinnati)から31日にニューヨークで開幕する全米オープンの会場ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)の隔離環境下で、男女のツアーが行われている。

 スアレス・ナバロに代わり、全米オープンの本選には世界142位の奈良くるみ(Kurumi Nara)が出場する。(c)AFP