【8月27日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間26日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は82万180人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2395万580人の感染が確認され、少なくとも1534万900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 25日には世界全体で新たに6169人の死亡と24万9893人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはブラジルの1271人。次いで米国(1132人)、インド(1059人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万8524人が死亡、577万9395人が感染し、少なくとも205万3699人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は11万6580人、感染者数は366万9995人。以降はメキシコ(死者6万1450人、感染者56万8621人)、インド(死者5万9449人、感染者323万4474人)、英国(死者4万1449人、感染者32万7798人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーとペルーの85人。次いでスペイン(62人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4996人、回復者数は8万15人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が26万4009人(感染687万822人)、欧州が21万3747人(感染379万4310人)、米国・カナダが18万7650人(感染590万5364人)、アジアが9万835人(感染471万3006人)、中東が3万5078人(感染143万4459人)、アフリカが2万8274人(感染120万4600人)、オセアニアが587人(感染2万8026人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP