【8月26日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は81万3733人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2368万9860人の感染が確認され、少なくとも1509万8600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 24日には世界全体で新たに4252人の死亡と22万2172人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの848人。次いでブラジル(565人)、米国(450人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万7284人が死亡、574万1088人が感染し、少なくとも202万774人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は11万5309人、感染者数は362万2861人。以降はメキシコ(死者6万800人、感染者56万3705人)、インド(死者5万8390人、感染者316万7323人)、英国(死者4万1433人、感染者32万6614人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(84人)、スペイン(62人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4981人、回復者数は7万9961人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が26万1078人(感染678万2464人)、欧州が21万3414人(感染376万1932人)、米国・カナダが18万6398人(感染586万6206人)、アジアが8万9480人(感染463万1874人)、中東が3万4812人(感染142万3053人)、アフリカが2万7990人(感染119万6539人)、オセアニアが561人(感染2万7800人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP