【8月25日 AFP】複数の分野で緊張が高まっている米中両政府は25日(米国時間24日)、閣僚級の貿易協議を開き、1月に署名した第1段階の貿易合意をさらに進めることで一致した。

 貿易戦争を繰り広げていた両国は1月、貿易合意の第1段階に至ったことで部分的に休戦。中国には、向こう2年間で2000億ドル(約21兆2000億円)相当の米国産品を追加輸入することが課された。だが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響が合意の履行にも及んでおり、中国による米国産品購入の動きは遅れている。

 電話で行われた今回の閣僚級協議について、両国は別々に声明を発表。

 米国側は「合意が求めている構造改革を中国が達成できるよう、共に前進していく」とし、それらの改革によって「知的所有権の保護が強化され、金融および農業分野の米企業に対する障害は取り除かれ、強制的な技術移転はなくなるだろう」と述べた。また両国は「進展を確認し、合意を確実に成功させるために必要な措置を講じることを約束した」とも述べた。

 一方、中国側は「建設的な対話」によって、「中・米経済貿易合意の第1段階の実施を引き続き前進させるための状況と雰囲気の醸成」を行っていくことで一致したと述べた。

 第1段階の履行状況については、半年ごとに閣僚間で検証することになっている。(c)AFP