【8月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は80万4人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2300万3079人の感染が確認された。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 ここ1週間での死者の増加幅が最も大きいのは米国の6927人。次いでブラジル(6835人)、インド(6809人)、メキシコ(3702人)、コロンビア(2076人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万5416人が死亡。次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は11万3358人。以降はメキシコ(死者5万9610人)、インド(死者5万5794人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(83人)、スペイン(62人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が25万4897人(感染657万5960人)、欧州が21万2533人(感染368万1448人)、米国・カナダが18万4516人(感染574万9093人)、アジアが8万6288人(感染441万622人)、中東が3万3930人(感染138万9619人)、アフリカが2万7319人(感染116万9204人)、オセアニアが521人(感染2万7133人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP