【8月22日 AFP】男子テニスの錦織圭(Kei Nishikori)が21日、新型コロナウイルスの再検査を受け、再び陽性だったと明かした。全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)の開幕が31日に迫る中、来週の初めまで隔離を続けるとしている。

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 2014年の全米オープンで準優勝に輝いた錦織は、16日に米フロリダ州で行った検査で陽性が分かり、22日から始まる前哨戦のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2020)出場を断念していた。

 仮に来週の検査でも陽性となれば、全米オープンの開幕に間に合わない危機に陥る錦織は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の再検査を受け、まだ陽性だった」「症状は最小限で、完全な隔離環境にとどまっている。来週の頭にもう一度検査を受け、改めてお知らせする」とソーシャルメディアで話した。

 現在世界ランキング31位の錦織は、四大大会(グランドスラム)の中では全米オープンで最も良い成績を残しており、2014年には準優勝、2016年と2018年にはベスト4を記録した。また、キャリア通算12勝のうち6勝は米国でマークしている。(c)AFP