【8月19日 AFP】バドミントンの男子世界ランキング1位、桃田賢斗(Kento Momota)がSNSで発した「教えてみたい」の声に対し、指導を受けたい人からの応募が殺到している。

 バドミントン選手の卵にとっては、信じられないほど楽しみなチャンスだろう。桃田は18日、自身のツイッター(Twitter)に「僕と一緒にバドミントンしませんか? 自分も人にバドミントンを教えたい。その面白さを知ってほしい」と書き込んだ。

 すると、たった二人の幸運な生徒の枠に、子どもに代わって応募した親から他のスポーツのスター選手まで、無数の人から応募が殺到した。

 リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した競泳の瀬戸大也(Daiya Seto)は、「やりたーい」と投稿したが、桃田は「強そうだから嫌だ。笑」と返答。同様に手を挙げたサッカー元日本代表の清武弘嗣(Hiroshi Kiyotake)に対しては、「それはプライベートでやりましょう。リフティング教えてください」と返した。

 さらには、日本代表で仲間の常山幹太(Kanta Tsuneyama)もやりたいと声を上げている。詳細は明らかにしていないが、桃田によれば募集の締め切りは9月末だという。

 桃田は2月、マレーシアで運転手が死亡する車の衝突事故に巻き込まれ、目を負傷したが、そこからリハビリをへて6月には全快したと話し、金メダルが期待される延期後の東京五輪に意欲を見せていた。(c)AFP