【8月18日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で緊急の役員会議が行われる前、リオネル・メッシ(Lionel Messi)から退団の意思は耳にしていないと主張したと、クラブに近い情報筋が明かした。

 14日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の準々決勝バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦で、バルセロナが2-8の屈辱的大敗を喫したことを受け、非難を浴びているジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長を含む同クラブの上層部は17日、大規模な変革について話し合った。

 ブラジルメディア「エスポルテ・インテラティボ(Esporte Interativo)」は16日、メッシはこの夏の退団を決意したと報じたが、役員会議が行われる直前、その件についてはまだクラブと話し合われていないと情報筋はAFPに明かしていた。

 解任が決まったキケ・セティエン(Quique Setien)監督の去就同様、メッシがフラストレーションをためているという問題も話し合われたとみられる。(c)AFP