【8月18日 AFP】自転車ロードレースのワンデークラシック、ジロ・ディロンバルディア(2020 Giro di Lombardia)でクラッシュに遭遇し、骨盤を骨折するなどの大けがで今季絶望となったドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)が17日、リハビリを続けるためにイタリアから母国に帰国した。

 ベルギー・ヘーレンタルス(Herentals)の病院に転院した20歳のエベネプールは、回復までに数週間は寝たきりの状態になるにもかかわらず、チームのツイッター(Twitter)に投稿された動画で、ファンに向けて元気にメッセージを送った。

「やあ、みんな。とにかく今僕はとても元気だと伝えたい」「残念ながら僕のシーズンは終了になってしまったけれど、しっかり復帰する上で特に急ぐつもりはない」「僕らはじっくり冷静に進めていく。来季を楽しみにしている」

 一方、チーム医師は同国のフランス語放送局RTBFに対して、「骨盤骨折の回復には、長い時間を要することは確かだ」とすると、「合計6週間ほどは、ベッドで寝たきりの状態だと想定している。再び自転車に乗れるようになるのは、それからまた数週間後だ」と述べた。

 また、将来の有望株であるエベネプールが、それ以外にも深刻なダメージを回避し、右の肺の挫傷が数週間で回復する見通しであるとして、「現時点では手術の必要はないと確信している」と付け加えた。

 エベネプールは病院のベッドからサポーターへ向けたメッセージの最後に、かぶっていた野球帽を指して、「この帽子の言う通り、『オオカミの群れは決して諦めない』」と締めくくった。

 所属チームもまた、「頑張れ、レムコ・エベネプール! 君は前より強くなって戻ってくるだろう!」とツイートした。(c)AFP