【8月14日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミ(Inter Miami)は13日、フランス代表として2018年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)を制したMFブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)を獲得したと発表した。

 2017年にパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)からユベントス(Juventus)に加入した33歳のマテュイディは、チームとの契約を1年残していたが、先日双方合意の上で退団していた。

 PSG時代に共にプレーしたデビッド・ベッカム(David Beckham)氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミに加わったマテュイディは、「インテル・マイアミに加入して、友人であるデビッド・ベッカムの挑戦のために立ち上がり、そこで新たなトロフィーを手にするという決断を数週間前に下した。家族と私は待ちきれない」とツイッター(Twitter)に記した。

 ベッカム氏は「友人であるブレーズをインテル・マイアミに迎えることができ、最高に幸せ。彼はエキサイティングな選手で才能にも恵まれ、人としても素晴らしい」とコメントしている。

「W杯優勝メンバーであるブレーズのクオリティーがこの新チームに加わるのは、われわれオーナーだけでなくファンにとっても非常に光栄な瞬間」

「個人的には、かつてのチームメートがわれわれのクラブに加入してくれるのはとても特別なことで、彼や美しい家族を南フロリダに歓迎するのが待ちきれない」

 マテュイディのMLS挑戦は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって今夏から来年に延期された欧州選手権(UEFA Euro 2020)まで1年もない中で実現した。

 インテル・マイアミのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるポール・マクドノー(Paul McDonough)氏は、「ブレーズは同世代の中でも最も成功したMFの一人。彼をインテル・マイアミに迎えられ高揚している」と話した。

「彼のワールドクラスのクオリティーとリーダーシップは、クラブにとって重要な要素になるだろう」 (c)AFP