【8月5日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間4日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は69万4507人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも1832万4580人の感染が確認され、少なくとも1070万7500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 3日には世界全体で新たに4309人の死亡と20万7124人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの803人。次いでブラジル(561人)、米国(532人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに15万5471人が死亡、471万7716人が感染し、少なくとも151万3446人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は9万4665人、感染者数は275万318人。以降はメキシコ(死者4万8012人、感染者44万3813人)、英国(死者4万6210人、感染者30万5623人)、インド(死者3万8938人、感染者185万5745人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの85人。次いで英国(68人)、スペイン(61人)、ペルー(60人)、イタリア(58人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4464人、回復者数は7万9030人。

 地域別の死者数は、欧州が21万1145人(感染323万3151人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が20万3726人(感染503万2028人)、米国・カナダが16万4453人(感染483万4723人)、アジアが6万5970人(感染304万8933人)、中東が2万8320人(感染118万5167人)、アフリカが2万629人(感染97万97人)、オセアニアが264人(感染2万489人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP