【7月27日 AFP】19-20イタリア・セリエAは26日、第36節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)はサンプドリア(Sampdoria)を2-0で下し、2試合を残して9連覇を決めた。

 前半アディショナルタイム遅くにクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が得点を挙げホームで先制したユベントスは、フェデリコ・ベルナルデスキ(Federico Bernardeschi)が67分に追加点をマークした。

 5度のバロンドール(Ballon d'Or)受賞を誇るロナウドが終盤にPKをミスしたものの、2位インテル(Inter Milan)との勝ち点差を7にしたユベントスは、通算36度目のスクデット(リーグ制覇)を達成した。

 アントニオ・コンテ(Antonio Conte)元監督が率いていた2012年から3連覇を果たし、その後マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)前監督時代にも5年連続でリーグ制覇したユベントスは、マウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督が初戴冠を果たし、連続優勝記録を更新した。

 23日に行われたウディネーゼ(Udinese)とのアウェーゲームに1-2で敗れ、優勝が持ち越しとなっていたユベントスだが、この日は約3か月の中断が明けてから最も好調なチームの一つであるサンプドリアの奮闘に遭いながらも、同じ轍(てつ)は踏まなかった。

 クラウディオ・ラニエリ(Claudio Ranieri)監督が率いるサンプドリアに反撃の道はなく、2枚目のイエローカードを受けたモアテン・トルスビー(Morten Thorsby)が退場になったため、最後の約20分間は10人での戦いを強いられた。(c)AFP