【7月15日 AFP】19-20イングランド・プレミアリーグは14日、第36節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)はオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)が決勝点を挙げ、降格が決定しているノリッジ・シティ(Norwich City)を1-0で下した。

 チェルシーのフランク・ランパード(Frank Lampard)監督は、来シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権獲得を目指す中、チームは神経をすり減らしていると認めた。

 本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で勝利した3位チェルシーは、試合を控えているレスター・シティ(Leicester City)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差を暫定で4に広げた。

 しかしランパード監督は、今季の残りがアウェーでの王者リバプール(Liverpool FC)戦と、ホームでの6位ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦の2試合になる中、やるべきことがたくさん残っているのを理解しているという。

 ランパード監督は「もっと多くのことを望んでいるが、待つこともできる。チームとしての立ち位置と順位では、3ポイントが全て」とコメントした。

「もしどうしても前進したいなら、良くなり得る。簡単ではないが、無理からぬ理由で神経質な感情がある」

 ランパード監督はまた、チェルシーのトップ4入りに疑問を投げかけることになった、0-3で敗れたシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)戦でチームが闘争心を欠いていたことに不満を募らせていた。

 チェルシーは、ジルーも先発を外れたシェフィールド戦から5人の選手を入れ替えた。

 ハキム・ツィエク(Hakim Ziyech)とティモ・ヴェルナー(Timo Werner)を獲得し、すでに来シーズンに向けて前線を大幅に強化しているチェルシーだが、チームで最も有力なストライカーであるジルーはシーズン再開後、中断期間中に契約を1年延長するという決断を正当化して余りあるパフォーマンスを見せている。(c)AFP/Kieran CANNING