【7月8日 AFP】国際体操連盟(FIG)は7日、コペンハーゲンで来年に予定されていた第50回世界体操競技選手権(50th FIG Artistic Gymnastics World Championships)について、デンマークが開催を断念したと発表した。

 FIGは発表文の中で「コペンハーゲンで2021年10月に予定されていた第50回世界体操競技選手権について、デンマーク体操連盟(DGF)から開催を断念するという通達があった」と記したが、DGF側が今回の決定を下した理由については明かしていない。

「FIGの執行委員会はこの決定に留意しており、残念に思う」

 FIGはまた、同大会の開催について新たな招致プロセスがあることも明かした。

 通常であれば、世界体操は五輪イヤーに行われないが、新型コロナウイルスによって東京五輪が延期されたため、来年は1996年以来の同年開催となる。(c)AFP