【7月1日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン(Aleksander Ceferin)会長は、ポルトガル当局が新型コロナウイルス感染を防ぐ規制を再導入したものの、リスボンで行われるチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)のファイナルエイトに向けた「プランBを用意する理由は一切ない」と主張している。

 ポルトガルのアントニオ・コスタ(Antonio Costa)首相や同国サッカー連盟の会長とオンラインで会談を行ったチェフェリン会長は30日、「すべての利害関係者と断続的かつ絶え間なく協力しているため、リスボンでポジティブな方法でシーズンを完結させられることに自信を持っている。プランBの必要性はない」とコメントした。

 UEFAは6月、今季のチャンピオンズリーグの準々決勝以降を例外的に一発勝負のトーナメントとし、すべての試合をリスボンで行うと発表していた。

 新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が続いている間、ポルトガルは西欧の他の国ほどの被害は出なかったが、コスタ首相は前週、新たな大流行を制御できるようにするため、首都リスボンの内外で新型ウイルスに関するいくつかの規制を再び課すつもりだと明かしていた。

 7月1日からは、リスボン北端にある19の行政教区でロックダウン(都市封鎖)の措置が取られる。

 しかしコスタ首相は、チャンピオンズリーグが影響を受けることはないと確信しており、「この大会を無事に開催できるようにするため、あらゆる対策が講じられている」と述べた。

 ファイナルエイトは8月12日から準々決勝が始まり、決勝は同23日に予定されている。

 3月に大会が中断される前、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)、RBライプツィヒ(RB Leipzig)、アタランタ(Atalanta)はすでに8強入りを決めていた。

 また、ユベントス(Juventus)対オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)、マンチェスター・シティ(Manchester City)対レアル・マドリード(Real Madrid)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)対チェルシー(Chelsea)、FCバルセロナ(FC Barcelona)対ナポリ(SSC Napoli)はそれぞれ第2戦が未消化となっている。

 同7日と8日に予定されているこれらの一戦が中立地で開催される必要がないことが願われているものの、UEFAはリスボンだけでなくポルト(Porto)やギマラエス(Guimaraes)といった北部の都市に試合を分散させる準備もしているため、ポルトガルで開催される可能性もある。(c)AFP