【6月27日 AFP】フランスサッカー連盟(FFF)は26日、延期になっていたフランス杯(French Cup 2019-20)とリーグ杯(French League Cup 2019-20)の決勝の日程を承認し、それぞれ7月24日と同31日に開催されることが決まった。

 また来季のリーグ戦の開幕日は8月22日に決定した。今シーズンのリーグ戦は打ち切りとなり、降格になったクラブなどは出場チーム数を22に拡大して来季のリーグ1を開催することを求めていたが、FFFは例年通り20チームで実施するという同国プロサッカーリーグ連盟(LFP)の決定を採用した。

 パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)対サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)によるフランス杯決勝は、新型コロナウイルスの影響による活動中断後では国内初の公式戦となる。

 リーグ1を制したPSGは、その1週間後に行われるリーグ杯決勝でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と顔を合わせる。

 カップ戦決勝の開催時期が少しずれ込んだことに伴い、新シーズンの開幕も例年より遅れる。今シーズンは昨年8月9日に開幕したが、来季は8月22日から来年5月23日の日程で行われることになった。

 これにより、PSGとリヨンは新シーズンまで3週間のオフしか取れないことになる。さらに、両チームは新シーズンの開幕時期に現在中断中の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)の戦いを再開する予定となっている。

 まだリヨンはユベントス(Juventus)との決勝トーナメント1回戦第2戦を残しているが、勝利すればすでにPSGが勝ち上がりを決めている8強の仲間入りを果たすことになる。準々決勝以降のチャンピオンズリーグは、ポルトガル・リスボンで8月に行われる。(c)AFP