【6月26日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は25日、新型コロナウイルスの影響を受けた加盟協会や大陸連盟を支援する救済資金として、総額15億ドル(約1600億円)におよぶ助成金と融資を利用可能にする予定だと発表した。

 FIFAのジャンニ・インファンティーノ(Gianni Infantino)会長は、この救済資金は評議会のメンバーによって「全会一致で承認」されたと明かし、これがどのように使われるかについては「厳重に管理」されると主張した。

 FIFAに加盟する全211協会には、「基本的な連帯助成金」として100万ドル(約1億700万円)と女子サッカーへの投資が義務づけられた50万ドル(約5350万円)が支給される。

 さらに各加盟協会は、収入の35パーセントに相当する額の救済融資を申請することができ、上限はそれぞれ500万ドル(約5億3500万円)となっている。

 各大陸連盟にも救済支援金として200万ドル(約2億1400万円)が与えられ、それに加えて最大で400万ドル(約4億2800万円)の救済融資を申請できる。(c)AFP