【6月26日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)は25日、男子のカレンダー変更が国際サッカー連盟(FIFA)から発表されたことを受け、同地域のW杯カタール大会(2022 World Cup)予選は延期になると明かした。

 FIFA評議会は同日、新型コロナウイルスが懸念される中、北中米カリブ海やアジア、アフリカ、オセアニアで9月に予定されていた代表戦の延期を発表。南米と欧州での試合については、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を継続的に監視することを条件に開催する予定だという。

 CONCACAFは、すでに広く予想されていたように「W杯カタール大会に向けた北中米カリブ海予選が、当初予定されていた9月には始まらないことを意味する」と認めた。

「サッカーカレンダーの延期に伴う課題、そして連盟におけるFIFAランキングの不完全なサイクルは、現在の北中米カリブ海予選の方式が危ういものになっていて、今後変更されることを意味する」

 CONCACAFのビクター・モンタグリアーニ(Victor Montagliani)会長は5月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による混乱を理由に、W杯カタール大会に向けた予選方式が変更される中、同連盟が採用してきた「6チーム制」のW杯最終予選は廃止になるだろうとの見解を示していた。(c)AFP