【6月19日 AFP】男子テニス、世界ランク40位のニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が続いている中でのシーズン再開計画に再び反発し、男子プロテニス協会(ATP)のアンドレア・ガウデンツィ(Andrea Gaudenzi)会長を「ポテト」よばわりした。

 気性の激しい選手として知られるキリオスは、自身のツイッター(Twitter)アカウントに、「ありがとよ、あんたはこの時期に本当に選手に気を配ってくれた。マジで、俺たちと協調してくれたらどうなんだ、ポテト」とつづった。

 ATPは17日、3月中旬から中断されていた今シーズンについて、8月14日に米首都ワシントンで再開すると発表。ガウデンツィ会長は、「これはまさに協調のたまものだ。状況が進むにつれて、これからもっとカレンダーに大会が追加されていくことを願っている」と述べた。

 キリオスはこれまで、米国でシーズンを再開する方針に対して激しい批判を口にしており、先日には計画について「身勝手」だと反発していた。(c)AFP