【6月14日 AFP】19-20ドイツ・ブンデスリーガ1部は13日、第31節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)の終盤の決勝点でボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)を2-1で下し、リーグ8連覇に王手をかけた。

 ホームのバイエルンは、10代のジョシュア・ザークジー(Joshua Zirkzee)の得点で先制すると、ベンジャミン・パヴァール(Benjamin Pavard)のオウンゴールで同点に追いつかれたが、86分にゴレツカが直近のリーグ戦5試合で3点目となるゴールを決めて勝利した。

 この日はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)とトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)を出場停止で欠いたバイエルンだが、これで公式戦13連勝とし、リーグ戦では3試合を残して2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との勝ち点差7をキープ。16日に降格の危機にあるヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に勝利すれば、通算30回目のリーグ優勝が決まる。

 一方、先に行われた試合でフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)と敵地で対戦したドルトムントは、終了間際にアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)がヘディングシュートを決め、1-0で劇的な勝利を収めた。

 ドルトムントは残留争いをするデュッセルドルフを相手にドローが濃厚にみえたが、けがから復帰して後半から途中出場したハーランドが95分、マヌエル・アカンジ(Manuel Akanji)のクロスに頭で合わせた。

 1月の加入以来公式戦15試合で14得点目となるハーランドのゴールと、バイエルンの勝利により、ドルトムントは来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)出場権を獲得している。(c)AFP/Ryland JAMES