【6月14日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のレオナルド(Leonardo Nascimento de Araujo)スポーティング・ディレクター(SD)は、今月末で契約が切れるベテランのチアゴ・シウバ(Thiago Silva)とエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)の退団を認めた。

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 仏週刊紙「ジュルナル・デュ・ディマンシュ(Le Journal du Dimanche)」のインタビューで「われわれは終わりに近づいている」と明かしたレオナルドSDは、「非常に難しい決断だった。彼らはクラブの歴史をつくってきた選手たちで、もう少し一緒にやるべきか、もう1年残留するのは避けたほうがいいか迷った」と語った。

「経済面や上がってきている次世代の選手たちのことも考え、正しい決断を下さなくてはならなかった」

「もしかしたらわれわれはミスを犯しているかもしれないが、分からない。完璧な瞬間は存在しない」と付け加えたレオナルドSDは、両選手との契約を延長し、中断している残りの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)に出場できるようにはしたいと考えているという。

「8月の終わりまでチームに残ってもらう考えだが、それをどうやってやるかは、まだ明確になっていない」

 PSGは8月中の終了が予定されているチャンピオンズリーグで準々決勝に勝ち残っているほか、フランス杯(French Cup 2019-20)とリーグ杯(French League Cup 2019-20)の決勝も残している。(c)AFP