【6月8日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)の長谷部誠(Makoto Hasebe)は、アジア人選手として同リーグ最多となる309試合目の出場を果たしたことは「誇らしい」と語った。

 36歳の長谷部は、6日に0-2で敗れたマインツ05(Mainz 05)戦にセンターバックとしてフル出場し、元韓国代表FWの車範根(Bum-kun Cha)氏が持つブンデスリーガ最多出場記録を更新した。

 長谷部はリーグ公式サイトに対し、「他のどのアジア人選手よりもブンデスリーガの試合に出場したというのはとても誇らしい。とはいえ、自分にとってはチームが勝つことの方がもっと、もっと重要だった」とコメントした。

「自分たちのプレーはよくなかった。どの部分でも何かが欠けていた」

 長谷部は2008年にVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)でブンデスデビューを果たすと、同クラブではリーグ優勝を経験。13-14シーズンにニュルンベルク(1. FC Nuremberg)へ移籍した後、翌シーズンからフランクフルトに加入した。

 フランクフルトではリーグ戦で150試合以上に出場し、17-18シーズンにはドイツカップ(German Cup 2017-18)制覇に貢献。今年7月からはクラブのアンバサダーに就任することが発表されており、ドイツでの14シーズン目となる20-21シーズンは、二足のわらじで臨むことになる。(c)AFP