南北戦争の英雄リー将軍像「速やかに」撤去へ 米バージニア州知事
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【6月5日 AFP】米バージニア州のラルフ・ノーサム(Ralph Northam)知事は4日、州都リッチモンド(Richmond)にある南北戦争時の南軍司令官、ロバート・E・リー(Robert E. Lee)将軍の像を「できるだけ速やかに」撤去するよう指示したことを明らかにした。
リー将軍が率いた南部連合(Confederate States of America)は奴隷制度を擁護していたことから、将軍像の周辺のモニュメントアベニュー(Monument Avenue)では連日、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に拘束された際に死亡した事件に抗議するデモが続き、像への落書きも相次いでいる。(c)AFP