ベルギー1部リーグの打ち切り決定、ブルージュが優勝扱いに
発信地:ブリュッセル/ベルギー
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【5月16日 AFP】サッカーベルギー1部リーグは15日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によりシーズンの打ち切りを決定し、クラブ・ブルージュ(Club Brugge)を優勝扱いにすると発表した。
3月に11試合を残してリーグ戦が中断となった時点で、2位に勝ち点15差をつけていたブルージュは、これが通算16度目の優勝。一方で最下位のワースラント・ベフェレン(Waasland-Beveren)の2部降格が決まった。
ベルギーリーグは、フランスやオランダ、ルクセンブルクに続いてリーグ戦の中止を決定した国となった。
リーグ関係者はすでに4月2日時点で、順位表を最終的なものとして受け入れ、シーズンの早期終了を宣言することを推奨していた。
欧州リーグの中では最初にこういった措置を提案したものの、その翌日に欧州サッカー連盟(UEFA)はこれを「時期尚早」「不当」とし、同国のクラブから来シーズンの欧州大会への出場権をはく奪すると警告していた。
そのため国内クラブの賛成が多数だったにもかかわらず、シーズン終了の可否を決める投票は3度延期されていた。(c)AFP