【5月16日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)は、来月にシーズン再開の見通しとなっている中で、再びプレーすることに前向きな姿勢を示している。

 スペイン・プロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は先日、6月12日にシーズンを再開することが望ましいと語った。リーグの順位表では、首位バルセロナが2位のレアル・マドリード(Real Madrid)に勝ち点2差をつけている。

 同リーグでは新型コロナウイルスの検査で陽性となった5選手がすでに隔離されており、練習施設では厳しい時間差練習プログラムの下で選手たちが個人練習を開始した。

 メッシは15日付の地元スポーツ紙ムンド・デポルティーボ(Mundo Deportivo)で、「感染のリスクはどこにでもある」「家を出たら、すでにリスクは存在している。だから、あまり考えすぎないようにすることだ。さもなければ、どこにも行きたくなくなるからね」と語った。

「だけど、命令に従うことや最大限の感染防止策を講じる必要があると理解している。練習に戻るのは最初のステップだが油断してはならない。必要な予防策を取り続けていかなければならないし、無観客で試合を再開しなければならないのは当然と思うべきだ」 (c)AFP