【5月12日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で通算4度のファイナル制覇を成し遂げたシャキール・オニール(Shaquille O'Neal)氏は、2019-20シーズンを打ち切りにして優勝チームに「注釈」が付くのを避けることが賢明であるとの認識を示している。

 2011年に19年間の現役生活を終え、現在はテレビ解説者を務めている48歳のオニール氏は、米国紙USAトゥデー(USA Today)に対して、選手たちは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)による中断で残されたレギュラーシーズンの5週間とプレーオフの2か月を忘れ去り、2020-21シーズンに向けて始動すべきだと主張した。

「今季は打ち切りにすべきだと思う。全員が帰宅し、健康になり、来年戻ってくることだ。とにかく今季は打ち切りだ。打ち切るしかない」「選手として、なんとしても今からシーズンを再開して、急いでプレーオフをやってどうなる? 今年優勝したチームには注釈が付いてしまい、敬意が払われなくなる」

「新しいプレーオフ方式でやって、いきなり微妙なチームが優勝したらどうなる? そんなの誰もリスペクトしないだろう。だったら中止する方がいい。ファンや人々の安全を心配し、来年戻ってくることだ」

 センターとしてペイントエリアを支配したオニール氏は、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)時代に故コービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏と共に2000年から2002年にかけてチームの優勝に貢献し、いずれもファイナル最優秀選手(MVP)を受賞。その後、マイアミ・ヒート(Miami Heat)でも2006年にファイナル制覇を達成した。

 シーズン中断の時点でウエスタンカンファレンス首位につけていたレイカーズの大黒柱であるレブロン・ジェームズ(LeBron James)は先日、シーズンの打ち切りを主張する人はいないはずだと話していた。

 それについてオニール氏は、「選手たちの気持ちは理解できる。本心からね」「しかし、今年はどのチームが優勝しようとも、それには注釈が付いてしまうんだ」と語った。(c)AFP