【5月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は24万1682人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに195の国・地域で計339万8390人余りの感染が確認され、少なくとも102万3900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 最も被害が大きい米国では、これまでに6万5645人が死亡、112万1414人が感染し、少なくとも16万4015人が回復した。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万8710人、感染者数は20万9328人。以降は英国(死者2万8131人、感染者18万2260人)、スペイン(死者2万5100人、感染者21万6582人)、フランス(死者2万4760人、感染者16万8396人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの67人。次いでスペイン(54人)、イタリア(47人)、英国(41人)、フランス(38人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4633人、感染者数は8万2875人、回復者数は7万7642人。

 地域別の死者数は、欧州が14万2223人(感染152万1847人)、米国・カナダが6万9278人(感染117万7994人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が1万2533人(感染23万4032人)、アジアが8919人(感染23万3465人)、中東が6879人(感染18万721人)、アフリカが1730人(感染4万2229人)、オセアニアが120人(感染8102人)となっている。(c)AFP