【4月30日 AFP】愛車のナンバープレートを不正に改造していたことが発覚し、中国スーパーリーグ(1部)の広州恒大(Guangzhou Evergrande FC)を解雇されたFW于漢超(Hanchao Yu)が29日、15日間の拘留を終え謝罪した。

 広州に所属していた于は4月中旬、登録されているプレートに書かれた「E」の文字を「F」に改造していたと思われる映像が流出し、クラブの規定に「重大な違反」を犯したため解雇になった。

 広州の警察当局から5000元(約7万5000円)の罰金を科された于は、「行政拘禁」として15日間拘留されていた。

 同日に釈放されたと伝えられている33歳の于は、中国版ツイッター(Twitter)の「微博(ウェイボー、Weibo)」で、自身の「法意識の低さ」によるものだったとし、「一か八かだったが、交通規則違反になった」と記した。

 于が公の場で話すのは今回の騒動後これが初めてとなったが、なぜナンバープレートを改造したのかについての説明はなかった。

 報道によれば、中国代表として59試合に出場し9得点を挙げている于は、登録番号に基づいてドライバーを制限する交通規制を免れようとしていたという。

「すべての人に対して心から謝罪する。今回の件が他の人に対する警告になることを願う」「あらゆる批判を完全に受け入れ、今後は法を順守する善良な市民であるよう常に自分に言い聞かせる」

 于は現在、新たな所属先を探している。 (c)AFP