【4月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間25日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は19万3930人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計277万750人余りの感染が確認され、少なくとも73万6800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 最も被害が大きい米国では、これまでに5万360人が死亡、88万4004人が感染し、少なくとも8万1338人が回復した。

 米国に次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万5969人、感染者数は19万2994人。

 以降はスペイン(死者2万2524人、感染者21万9764人)、フランス(死者2万2245人、感染者15万9828人)、英国(死者1万9506人、感染者14万3464人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土ではこれまでに4632人の死亡と8万2804人の感染が発表された。24日の新規感染者は6人のみだった。

 日本時間の24日午前4時以降、初の死者が発表された国はシエラレオネ。

 地域別の死者数は、欧州が11万9211人(感染132万9695人)、米国・カナダが5万2689人(感染92万7543人)、アジアが7664人(感染18万8320人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が6815人(感染14万2389人)、中東が6122人(感染14万6298人)、アフリカが1326人(感染2万8542人)、オセアニアが103人(感染7964人)となっている。(c)AFP