【4月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午前4時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は18万1234人に増加した。

【図解】新型コロナウイルスはどのように伝染するのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに193の国・地域で計260万2670人余りの感染が確認され、少なくとも59万3800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状が特に重い患者にのみ検査を実施している。

 被害が最も深刻なのは米国で、死者数は4万5950人、感染者数は83万5316人、回復した人の数は少なくとも7万6070人。

 次いで被害が大きい国はイタリアで、死者数は2万5085人、感染者数は18万7327人。

 以降はスペイン(死者2万1717人、感染者20万8389人)、フランス(死者2万1340人、感染者15万5860人)、英国(死者1万8100人、感染者13万3495人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土ではこれまでに4632人の死亡と8万2788人の感染が発表された。22日の新規感染者はわずか30人。

 地域別の死者数は、欧州が11万2855人(感染126万1757人)、米国・カナダが4万7973人(感染87万5112人)、アジアが7389人(感染17万8630人)、中東が5902人(感染13万7642人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が5797人(感染11万6131人)、アフリカが1223人(感染2万5461人)、オセアニアが95人(感染7942人)となっている。(c)AFP